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深緑の季節に

栄養学科 岩井邦久(食品機能学)

 深緑の季節。青森では、梅雨入り前の日々日暮れが遅くなるこの時期が寒すぎず暑すぎず、一番過ごしやすい時期ではないかと思っています。
 桜川のあたりを歩くと、東側の駒込川も西側の荒川もその土手に様々な草木が命を育んでいることに気付きます。あるものは葉を生茂らせ、あるものは花を咲かせ、その多様性に心が安らぐとともに、かわり様を観るのも楽しいものです。中には虫に食われている草木もありますが、みな精一杯、最も良い気候のこの時期を自分の成長に活かそうとしているのが分ります。
 さて、実は僕も家であるものを育てています。それはガマズミです。三戸から株を分けてもらってもう10年になります。背も伸びて、すっかり立派になりました。何故ガマズミを植えているか?それは自分の研究材料のことは可能な限り何でも知りたいという、一種のこだわりであります (機会があればアピオスも紹介します)。昨年は、夏の猛暑で僕のガマズミもヘバッテいました。ですから、三戸の産地でも収穫が減るだろうことは予測できました。やはり、身近にあればある程度の予測も立つものです。今年は例年より数日の遅れで花が咲き始めました。今、これを書いている時点で満開を迎えつつあります。白く小さい花が毬のように密集して咲きます。遠目には白いお椀を逆さまにしたように見えるでしょう。
 それにしてもガマズミは良く育ちます。それも上だけでなく、横方向にも伸びるのです。さらに、地面すれすれの枝にも花が咲きます。今、僕がやっていることは、不要に伸びた枝葉を切り落とすことです。本当に表現的には「ワッサワッサ」と生茂るので、当然、枝葉の影になる花がでてきます。それらに光を当ててやるのが今の僕の役目です。
 満開になると1週間ほどで花の見頃は終わり、散ってしまいますが、そこから実が膨らみ始めます。従って、花の様子を見れば今年の果実の様子も分ってきます。今年は昨年よりも収穫は多くなるでしょう。ガマズミ果実の収穫は10月下旬から11月上旬で、まだ先のことですが、その果実の元は今からできているわけです。果実を収穫するというのは何とも言えぬ嬉しさや満足感があるものですが、その様子を思い浮かべて収穫を予想する、これも今の大きな楽しみでもあります。
 栄養学科4年生 (一期生) はこれから収穫を迎える時期にさしかかります。花が咲く時期は、2年生に例えることができるでしょうか。稔り多き収穫を期待したいものです。
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