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「母校」に想う

栄養学科 向井友花

ぼ-こう【母校】自分が学んで卒業した学校。
英語では単にold schoolと言うそうですが、「母校」の方が味わい深い言葉に感じます。
 昨年の春、ここ青森県立保健大学栄養学科が初めて「母校」になりました。4年前最初に入学した栄養学科第一期生が卒業したからです。

 これまでの自分のライフステージを振り返ると、それぞれの時期、それぞれの場所で多くの人との出会いがありました。どれも私にとっては大切です。しかし、社会に出てからの時間に比べるとずっと短いはずの学生時代―中でも高校や大学時代に母校で得た友人や恩師は、なぜか他と違う、特別なかけがえのない存在であるような気がします。はっきりとした理由は定かではありません。難しいことは考えず、ただただ日々無邪気に課外活動やクラブや学業(・・はそれほどでもなかったですが。笑)に打ち込み、同じ目的に向かって一緒に悩み努力した仲間、いえそこまで大層なことでなくても、その頃に同じ場所で同じ空気を吸っていた、というだけで、何か特別な懐かしい、温かい気持ちになるのです。
 社会人になって久しい私ですが、ふと母校を思い出したり、今は別々の道を歩む学生時代の友人と久しぶりに話したりすることがあり、それが日常の慌ただしい生活の中で良い気分転換(現実逃避とも言うかも?)になった経験が何度かあります。また最近、高校と大学のそれぞれの恩師と再会することができ、人生の先輩としての重要な示唆をいただくとともに、近況報告や思い出話に花が咲きました。学生時代の懐かしい雰囲気を感じることや当時の純粋な気持ちを思い出すことは、対比的に現在の自分を見つめ直すことになり、よし前向きにがんばろう!とモチベーションアップにつながるのではないでしょうか。
 ここ保健大栄養学科も、卒業生たちの今後の長い社会人生活において、そんな心の拠りどころになれば、卒業を見届けた人間としてこれほど嬉しいことはありません。

 昨年12月、栄養学科で初めての「卒業生研修会」が行われ、全国に散らばった一期生の約半数が青森に再集結しました。社会人として「母校」に帰ってきた卒業生達を、たった数ヶ月しか経っていないのになんだか頼もしく思いつつ、こんなことを考えていたのでした。


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